2019/02/27 12:52

「野菜で痩せる」は危険?

摂取カロリーを下げるために野菜サラダをモリモリ食べてダイエット。

そんな経験あります?

私は食べます。野菜モリモリ。

炭水化物を減らした分、野菜で嵩上げしたり、ビタミン類・食物繊維・フィトケミカルをたっぷり摂るためにも、ダイエット中の野菜摂取量はいつも以上に。

でも、もし野菜だけのダイエットをするなら十分な知識が必要ですね。

野菜だけの食事をとれば摂取カロリーは簡単に減らせます。

でも良質な「たんぱく質」が摂取しにくいので、痩せるというより「やつれ」の原因に。

ダイエット目的だけでなく、健康のために「ベジタリアン」なライフスタイルや「ローフード」をチョイスする場合も、十分な知識を持って取り組む必要が・・・。

ぼんやりと「野菜だけ生活」を送っていては、筋肉やツヤ肌、ツヤ髪維持に黄色信号が!

ポートフォリオ・ダイエットとは

ポートフォリオ・ダイエットをご存知ですか?

もし植物性食品を軸にしたダイエットを行うなら、このポートフォリオ・ダイエットのような指針に基づいて行うと、成果が変わってくると思います。

ポートフォリオダイエットは、トロント大学のDr David Jenkinsが考えた食事療法です。

簡単にまとめれば、植物性の食事によりコレステロール値を低下させるというもの。

ベジタリアンな植物中心の食事に加えて、定期的な運動が推奨されています。

特に目新しくないように思えますが、ポイントは、以下の4種類の食品を摂取するところにあります。

摂取カロリー2,000kcal/日を基準にすると、

(1)ピーナツを含むナッツ類42g

(2)大豆製品やエンドウ豆、ヒヨコマメ、レンズ豆などの植物性たんぱく質50g

(3)オオムギ、オオバコ、ナス、オクラ、リンゴ、オレンジ、果実などの食物繊維20g

(4)植物ステロール2g

植物性食品メインで、動物性のタンパク質摂取は推奨されていません。

それにしてもこの4つのポイントを見ると、植物性食品の魅力が再認識できますね。

植物性食品からタンパク質を摂取するメリット

ポートフォリオ・ダイエットでは、ナッツ類・豆類が推奨されています。

ナッツ類・豆類は、良質なタンパク質の宝庫

しかも肉類にはほとんど含まれない不飽和脂肪酸を摂取できるというメリットがあります。

またナッツ類・豆類には不溶性食物繊維もたくさん含まれています

食物繊維の摂取源として大麦やオオバコ、リンゴなどが推奨されていますが、大麦やオオバコは不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランスよく含んでおり、腸内環境の向上に欠かせません。

植物性ステロールは植物の細胞を構成する成分の1つで、特に豆類や穀類の胚芽に多く含まれています。

植物性ステロール、コレステロールともに脂質の一種ですが、コレステロールは体内に吸収されるのに対して、植物性ステロールはほとんど吸収されず、むしろコレステロール吸収を阻害すると考えられています。

トロント大学からの研究報告によると、このポートフォリオ・ダイエットによって、悪玉コレステロールを30%低下させ、冠動脈疾患の全般的なリスクを13%低下させることを発見したということです。

植物性の食品を積極的に食べよう

このポートフォリオ・ダイエットには、いろんなヒントが詰まっていますね。

「忘れてならないのはタンパク質がそれのみでなく、多くの栄養素を含んだパッケージとして摂取されることです。そして、そのパッケージがあなたの健康を大きく左右します。」

これはハーバード大学のウォルターC・ウィレット博士の「Eat, Drink, and Be Healthy」の中のセンテンスですが、良質な脂質や食物繊維、植物性ステロールを「パッケージとして含む」植物性タンパク質食品は、やっぱり魅力的だなと思います。

ちなみに、アメリカには、ビーガン(完全菜食主義)の「Plant Built」というボディビルダーチームもありますよ!

Plant built

菜食主義でなくても、彼らの取り組みからは色々なヒントが得られそうですね。